定年起業ブームっていつあったの
日刊ゲンダイ|定年起業ブーム再び 「やりたいこと」より「できること」で勝負
「仮に念願かなって開業できたとします。だとしても、最初の仕事を取り、事業を軌道に乗せるまでには2年、いや3年くらいはかかる。逆算すれば最低2~3年の準備期間が必要ということ。定年起業を目指すのなら、会社にいながら、つまり給料をもらいながら準備するのがいいでしょうね」(藤井孝一氏=前出)
こんな光景を見ました
こないだの帰り道。近所の商店街に写真屋さんがあって、写真屋というかプリント屋かな、入ったわけではないんだけど、外から眺めてみても中はごちゃごちゃ。ファイルとかが山のように積み重なって店主のおばあちゃんはぼんやりテレビを見てて、なんだか妙に心に残った。
ああ、もうお店を開けるのは営業というより生活の一部なんだなと。デジカメ時代に写真を印刷してもらおうと思う人がまずほとんどいないし、おそらく新しい印刷の機材を導入してなさそうだったし、お店を開けるのが当たり前だから開けているけど、もう言うほど営業しているわけでもない感じ。でもあのお歳だからちょうどいいのかな、と。昔通った駄菓子屋さんみたいな感じだった。
話が飛ぶけど笑点がんばってますよね。歌丸さんに続いて木久扇さんも休養して寂しいなと思ってたけど元気に復活したので感動した。本当に舞台で死ぬくらいの覚悟なのかもしれない、あの方々は。自分の仕事を一生やり通すとは書くのは簡単でもやるのは簡単なことじゃない。
定年後も働かなくちゃいけない未来になるだろうから他人事で構えてもいられないなと。言っててなんというパラドックスかとも思うけど。定年独立には宅建や税理士などの国家資格の士業が人気らしい。時間に余裕があるうちに定年後のプランや資格の準備しとかなくちゃいけないなあ。
マンションの管理をされている方も多いけど、適しているんでしょうね、年齢的に。清掃とかの作業が体力的にもちょうどいいし、たくさんの住人と話し合った渡り合わないといけないし、貫録も必要になるし。若い人より「守ってる感」もあるしね。
逆に定年過ぎてから落語の修行を始めるというのはどうだろう。65歳の前座。「うちの若いのなんですよ」とか紹介されたりするだろうか。楽しい。噺を覚えるのに苦労するだろうなあ。。でもボケ防止にはちょうどいいかも。