http://h7deand5eek.hatenablog.com/entry/2015/03/12/183024

雪月花に欠かせない日本の文化ってなーんだ

今週のお題特別編「春を感じるとき」
〈春のブログキャンペーン 第1週〉

www.huffingtonpost.jp

 

世界の関東「スノウパニックファンタジー」

 年の冬はようけ降りましたな、そんな冬も終わって春到来!!と喜んでいたのも束の間、また雪が降ってしまった。急遽エアコン入れて電気ケトルでお湯沸かしてIHで鍋物煮込んでレンジでご飯暖めてたらブレーカーが飛びました。知ってますか?ブレーカーが落ちるとき。「ゴオーーーーーーーーーーーープッ!ツーンンンンンン。。。」ってすごい余韻が響くんですよ部屋の中に。もちろん部屋真っ暗になるし。

 

 

天気予報しっかりしろ

www.tenki.jp

 

 今週は全然天気が読めなくて洗濯物は貯まるわ傘は忘れるわダイエットは滞るわで本当に怒っている。毎日どころか毎時くらいの勢いで予報が変わる。日曜は寒の戻りとは言ってたけど、雨だの雪だのなんて話ではなかった。結局貯め込んだ洗濯物を夜中に洗ったり、朝洗濯機を回してエアコンの風で乾かしたりととても効率がよくない。

 

ダイエットに至っては冷たい雨の中ウェア着て走っているストイックな人もいて「ああ、俺にはまだあのストイックさが足りないんだな」って痛感してしまった。もうね、目が違う。降りしきる雨の中に何を睨みつけているんだろうか。走りながら「このあと晩酌とつまみをどうするかな~」なんて考えてる小童とは眼光のルーメンが天地の差だった。ていうか何が楽しくてあんなにストイックになれるんだろう。

 

 ちょっと話が逸れたけどとにかくしっかりしてほしい天気予報。もう21世紀なんだよ?21世紀って引き合いに出すあたりが20世紀の人間の発想だと笑われるのを覚悟の上で引き合いに出すけど、バックトゥザフューチャーだって天気予報は秒単位で正確無比に改善されていたんだぜ?そこまで正確にやれとは言わないけれど、せめて明日の天気くらいはなんとかしようぜ?

 

気象予報士って相当難しい試験なんだと思ってたけど、このズブズブさを見るに割と簡単になれるんだろうか?こうなったら天気予報から自立して自分で天気を読める人間になることを目指した方が、アグレッシブだしクリエイティブなのかもしれない。今分かるのせいぜい「入道雲だから雨だ!」ってレベルだけど。。。

気象予報士講座|ヒューマンアカデミー

 

実は10年前にも

http://iwatenokaze.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/01/06/dsc_9338.jpg

 10年よりもう少し前の僕がまだ学生だった頃にも、雪桜を見たことがある。校庭の桜の木の枝を覆う花びらに打ち付けるように雪の粒が降り注いできて、とても神秘的な光景だった。しかも空は晴れていた。春のお天気雪だったのだ(もしかしたら少し記憶を盛っているかもしれない)。もうはっきりと異常気象だと思ったし、地球やばいとか凶兆だとか幻覚とか白昼夢とかとまで考え至った。不思議な思い出である。

 

雪月花に欠かせない日本の文化って

 

 

  あともう一つ思い出したのはやっぱり同じ学生だった頃の、怪しい美術教師の言葉だ。

 

「日本には雪月花という言葉がある。

 では雪月花に欠かせない日本の文化ってなーんだ」

 

という問いを出された。実際こんなにフランクな言い方ではない。大変知的好奇心をくすぐられた挑戦的な謎かけだったはずなんだけど、なぜか言葉のニュアンスまでは思い出せない。

 

とここまで書いている間がシンキングタイムだったのだけど、分かった人はいるでしょうか。解答は心の中かコメント欄で受け付けることにしておいて。

 

 

正解は、でした。

 

 

日本人は雪を見ては酒を飲み、月を見ては酒を飲み、花を見ては酒を飲んだ、ということ。そんなの勉学の徒であるはずの学生に出すなよっていうようなクイズだけど、面白い話だった。自然を愛でる気持ちと、酒や食や農や工や芸能を磨いた日本文化の象徴として、雪月花であり酒なのであると。うまくいえないけど、この間花見に行ったばかりの人も多いだろうし、なんとなく腑に落ちる話だろうと思う。

 

今夜は大吟醸

奇しくも桜のシーズンの降雪ということで、白と中の役牌が三枚ずつ揃ったような心境だ。こうなったら月という発も三枚揃えて夜をテンパりたい。今日はちょっといい大吟醸を用意したら、日本情緒の字一色というダブル役満を上がれるような気もしてくるというものだ。うーん、麻雀に例えてはいけない話だったよね。完全に。