地方出身だから言えるけど、都会から
田舎暮らししようと思って、いきなり
ドーンと家買うって死ぬほどリスキーな
行為だなー。
確かに都会のど真ん中に
家建てるよりも、地方のほうがはるかに
安いんだけど、土地に馴染めるか否かは
まったくの別問題だもん。
そういった意味では、最初は借家っていう
移住の仕方は正解だと思う。
仕事が軌道に乗って、生活環境にも慣れて
良好な人間関係を築けて、終の棲家が
そろそろ欲しいなぁと考えだしたあたりで、
初めて「家を買う」っていう選択肢を
発生させるべし。そのくらい
地方や田舎って天外魔境なので。
あとは、空き家を修繕して住まうっていう
選択肢もあるし、それなりに成功談も
聞けるので、思わずやってみたくなるけど、
これも罠が多い。空き家ってようは
「空き家になるくらいの家」ってことでも
あるので、色んな部分で末期だったりする。
うかつに手を付けると貧乏くじを引く。
害虫が居なくて、
基礎工事も傷んでなくて、
修繕も容易できて、
なおかつ安い。
っていう空き家があるなら
検討してもいいかもしれない。
むしろ、都会と田舎っていう極端な環境が
苦手なら、その中間あたりに住居を
構えるっていう選択肢も無くは無いんだけどね。
千葉とか神奈川とか、ベッドタウンに
適してるところはたくさんある。
ベッドタウンの埼玉に住むと仮定しても
ローコスト住宅なら春日部あたりでも家が持てる。
安い。都会と地方の中間なのが功を奏してかは
知らないけど、色んな懐事情に対応できる感は
備えてる場所だと思うよ、中間の街はどこも。
