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マイプレシャスの「引出物ギフト」を選んだ時の話

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ゲストに特別感が伝わるカタログギフト「プレシャスポケット」

「結婚式の引出物」ほど
難易度の高い贈り物って存在しない気がする。

例えば、お中元とかお歳暮、還暦祝いみたいな
贈り物だったら、事前に贈る相手が解ってるし
好みをロックオンできるので、喜ばれるものを
選びやすい。難易度は低い。

相手が酒好きの人なら有名な酒造の日本酒とか。
甘党だったらスイーツ類。単純な図式だけど
極めて有効な方法。

ところが、引出物とか香典返しみたいに
「不特定多数」に渡すタイプの贈り物だと
この好みの物を贈る方法も使えない。

100人の参列者が居て、100人全員が
喜ぶものを選ぶことは不可能に近い。
どんなに高名な料理人でも、食べた人全員が
美味いと思う料理は作れないのと同じ。

だから、この手の贈り物は「無難」なものを
選ぶ傾向が強い。お茶とか調味料セットとか、
そういうのね。とりたてて欲しく無かったけど
使わないわけでは無いくらいのもの。ようは粗品


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でもでも、そういう需要に見合ったものを
考案して提供するのが商売人なので、
最近になってやっと「カタログギフト」が
普及してきた。掲載されたリストの中から、
欲しいものを選ぶ方式なので、
「無難だけど、誰にとっても正解」
っていうのが一番のミソ。

渡す側が何を贈ったらいいかと考える時間も
省略できるという部分も、カタログギフトの
おっきなメリット。料理のたとえで言えば
「31アイス」みたいなもので、利用する側は
ただ好きなフレーバーを選べばいいだけ。

ウィンドウショッピングにも似た
楽しさがあるんだけど、カタログギフトは
「もらえる」っていう違いがあるので、
好きな物が無料で手に入るっていう、
ある種のボーナスステージみたいな
楽しさ嬉しさがある。

デメリットとして、「安全牌すぎる」っていう
意見も無くはないけど、こればっかりは
あんまり欲しくない物を渡される悲しみと
等価交換の要素なので、仕方ない部分。
特別感を出したいなら、渡す人に向けた
手紙でも一つ一つ添えればいい。

その辺のデメリットを無くすべく
最近だと引出物用とか、香典返し用みたいな
イベント別に分けたカタログも出始めている。
メーカー側にできる最大の策と言えるし、
実際大多数に贈るものとして、
カタログギフトはこれ以上に無い品だと
いつも思う。


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といってもね、「相手の好みが解ってる」っていう
状況下なら、好み通りの物を贈ればいい
というわけでも無くて、すごい厄介な心理戦が
発生する時もある。例えば、お酒好大きの
おじいちゃんおばあちゃんに還暦祝いを
贈ろうっていうケース。

ここで自分以外に「贈る人が複数居る」場合
その方々もお酒を選んでたら、届くものが
バッティングする可能性も出てくる。

それなら一歩引いて、自分は酒に合う
つまみを贈ろうっていうのが正解に
なったりもする。ものすごく面倒臭い。
けどこの手の心理戦は多々ある。

もっともこのケースの場合は
読み合いに負けて「相手もおつまみを選ぶ」
展開もあり得るわけで、そういう事態でも
贈り物がかぶってしまう可能性もある。

こういう腹の探り合い手の内の読み合いは
職場より心労こそたたらないものの、
家庭内でも多いので結構辛い。

こういった心理戦を回避できるって
意味合いでもカタログギフトは便利なので、
憶えておくと何かと便利。ただし、ギフトを
受け取る際に必須となる、商品選びとか
電話メールの連絡とか、ひと手間ふた手間を
強いることになる。

おじいちゃんおばあちゃんにはちょっーと
辛いっていうケースもある。最近のは大分
解りやすく注文しやすく作られてるけど、
サポートが必要っていうこともあるので
注意してね。