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eバイクが変える世界

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バイクといえば音が出るのが当たり前。アクセルを回せばエンジンが唸り、サイレンサーは鳴り響き、場所によっては音が響きわたる。むしろバイクは音こそが醍醐味の乗り物だった。

しかし電気自動車やeバイクなど静音性が高い静かな乗り物になったことで、周囲の状況を変えていくだろう。 

  

例えば、都心の幹線道路では日常的に70デシベルもの騒音があふれている。そこを走るのが電動の乗り物になることで、どれくらい静か環境になるのだろうか。 

  

騒音が少ない社会になることで、人々のイライラする気持ちが減ったり、いがみ合いが少なくなったりすることが期待できるかもしれない。 

  

しかし、一気に静かな環境になるわけではなく、徐々に騒音が減ってゆくだけでは、それになかなか気づく人もいないのではないだろうか。 

  

全体的に見渡すと社会にはそんな大きな変化はないのかもしれない。
一方で、より小さな音を聞き分ける人間の耳の能力が上がるのではないかと考える。 

 
現時点で人は車やバイクの音の大きさのレベルに対する先入観があるので、電動バイクの音に気づかないし、静かすぎると驚く。 

しかしそのうちそれが当たり前になることで、より小さな音に敏感になり、簡単に聞き分けられられるようになるのが人間の適応能力というものだ。 

 
しかしながら、eバイクは地球環境を守るために開発されてきた乗り物なのに、こうした戦争の兵器の一つとして利用されていることは心やましい感じがする。 

  

戦車砲やミサイルの発射音のない静かな平和が早く訪れることを願うばかりである。 

GB350HONDA レンタルバイクジャパン

GB350をレンタルした。 

セルを回し、エンジンに着火するとマフラーから単気筒らしいドドドォと小気味良いサウンドが吐き出された。3回ほど軽く空ぶかしをすると、唸るエンジン音を聴く。 

もう、それだけで嬉しくなる。

 

音がでるバイクが兵器の一つとして利用されなくなるのなら、それは平和につながることなのかもしれない。